特定目的買収会社(SPAC:Special Purpose Acquisition Company)とは
米証券取引委員会に会社登録しアメリカン証券取引所(AMEX)など
の証券取引所に株式を公開し、買収企業を明らかにしないまま資金を
調達する。買収先企業が明らかでないため「白紙小切手会社」とも。
株主70%以上の承認で18〜24カ月以内に買収を実行する。
企業を買収して利益を出すと言う意味では「ハゲタカ」と呼ばれる既存の
ファンドと同様の手口を行うが、買収計画を明示して資金を集める
ファンドと違って、投資先およびタイミングに自由度があるため、株価の
急落を狙って、買収を効率よく進めることが可能な仕組みとなっている。
現在、欧米の金融機関や米ヘッジファンドによる設立が急増しており、
2007年には65社、資金は前年比4倍に当たる約117億ドル(約1兆
2400億円)の資金を集めている。今後も増加が予想される。
2008年2月現在、日本の株式が世界の中でも下落率が高い事を
考えれば、株価以上に豊かな資産を持つ優良企業が密かに
買収されていく可能性は高い。
今現在、買収先企業が公開されていない資本なので、予防策は
なく、無防備になすがままになる可能性がある。
もちろん、今後、企業の健全な成長に悪い影響があるとして世界的に
問題化していけば、規制が行われるようになるのかもしれない。
もちろん、多くの犠牲となる会社が出た後で・・・。
FX☆タ行